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徳島県は、日本有数の「狸(タヌキ)」の王国です。阿波の狸合戦に代表されるように、狸は時には村を守る英雄として、時には人を化かす愛嬌のある存在として、深く地域に愛されてきました。また、深い山道で赤子の泣き声をあげ、抱き上げると重くなって人を押し潰す「子泣き爺」の発祥地でもあり、人間の心理的な隙を突くようなユニークな妖怪が多いのが特徴です。険しい山々と豊かな川に囲まれた自然環境が、ユーモアと恐怖が絶妙に混ざり合った、人間味あふれる妖怪文化を育んできました。人々の暮らしのすぐ隣に、今も狸や妖怪が潜んでいると感じさせる温かみのある地域です。